おすすめの一冊

2016.01.20
ライフサポート 最前線に立つ3人のナース

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看護とは何か。看護師は何をする人か。病により医療を必要としている個人を看護師はどのように捉え実践しているのか…。著者スザンヌは、“そこにある”看護師のケアの価値を見出した。私たちは苦悩する患者が目の前にいる時、どのような言葉をかけたらよいのか悩むことがある。悩んだ挙句とった行動に、さらにこれでよかったのかと悩む。看護者はいつでも患者にとり、満足な看護であったかを振り返り思考し続ける。そんな悩める私たち看護者に、看護のありようを、それが価値ある行為となりうることを、患者と看護師とのやりとり、つまり看護-それをここではタペストリーという-から教えてくれる。そんな本である。