タイトル通りの本です。精神科医が執筆された著であり、平易でやわらかな言葉で書かれていますが、しっかりとした内容の本です。同書の帯には、「ストレスがかかりすぎていない状態なら、学校に通いながら体も心もしっかりと休ませることができます。反対に、学校生活以外にもストレスの原因がある場合は、学校を休んでもぜんぜん休めていない……ということもあるんです。」とあり、自身の状態を客観的に捉えて、対処することに役立つ１冊なので、お疲れの方におすすめします。

怒りたくないのに怒ってしまう、SNSに返信するかどうか悩む、学校での集団活動がつらいなど、現実の生活に即した見出しとなっていることも読みやすさの理由だろう。