おすすめの一冊

2017.08.21
Green Eggs and Ham(『グリーン・エッグズ・アンド・ハム』)

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このほど本学図書館に、「現代のマザーグース」とも評されるアメリカの絵本作家Dr. Seussシリーズが入りました。Green Eggs and Ham(1960年)は、シリーズ代表作The Cat in the Hat(1957年)と並び定評が高く、欧米では絵本の定番として知られています。

身構える必要はありません。最初から最後まで奇妙奇天烈なさし絵とセリフの連続です。Dr. Seussが描く何とも奇怪な想像世界、突拍子もないストーリー展開、奔放すぎるほどの英語表現に日本人読者は唖然とするばかりでしょう。童心に返るほどに、教科書英語で培ったガチガチの英語イメージが砕け散るかもしれません。

2010年イースターの日、オバマ大統領(当時)はホワイトハウスに子供たちを招き、この本を読み聞かせました。You Tube (The President Reads “Green Eggs and Ham”)を覗いてみてください(https://www.youtube.com/watch?v=imFTk5exiDY)。大統領の声でリスニング練習ができるとは、何とも贅沢な絵本だと思いませんか。